
2021/9 高崎線 大宮駅
撮影意欲低下が止まらない昨今だが、陸羽東線で走るD51498の配給をEF81-95牽くとの連絡が入った。
このコロナ渦で密なバルブ雛壇は憚られたのだが、久しぶりに撮りたいと感じる被写体だったこともあり結局は出撃することにした。
本庄駅では阿鼻叫喚の地獄絵図の中で無事に前出しされ大撃沈を喰らったが、どうせ帰り道なのでと大宮へ寄ることにした。
ここは終電間近ということもあってか、先ほどの本庄駅と違い比較的年齢層高めの落ち着いた雰囲気での待機時間となった。
時間が近づいて警戒に来た駅職員に若い10代くらいの数名が上手く交渉してくれて実に平和な雰囲気で入線を迎えた。
ばっちりの位置に停車しすぐにロービームに。実質1分の停車時間だったが隣の方と立ち位置を交代したりして平和で有意義な撮影ができた。
駅バルブなど現場の理解があってこそ平和に撮れるもの。今回交渉してくれた若いグループ数名とそれに応じてくれた職員の方々にはただただ感謝である。
- 2021/09/25(土) 19:08:17|
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2013/7 津軽海峡線 釜谷~渡島当別
ここ最近は撮りたいものも数少なくなり撮影の頻度が月1~2回という低迷ぶりで更新も1か月以上ぶりとなってしまった。
撮影していなければ写真もないということで今日は8年前の夏より写真を掘り起こそうと思う。
この頃九州ブルトレに続き、「北陸」・「日本海」が廃止され遂にブルトレは東北方面のあけぼのと北海道系統のみとなってしまった。
ようやく高校の夏季休暇が始まり、早速横浜に住んでいた友人と共に青春18きっぷで北上することにした。
途中3セク区間のみ新幹線を使い夕方には青森到着。翌朝の天気予報を見ると奥羽よりも函館寄りの海峡線に快晴マークが。
バリ晴れは何にも代えがたいと奮発し急遽青森より最終スーパー白鳥に乗り込み函館へ向かうことになった。
ここで遅れてやってきた地元の友人とも合流し函館名物ラッキーピエロのハンバーガーで腹を満たして最終江差行きの乗客となった。
今であればレンタカーを借り車中泊となるところだろうが、まだまだ免許も持てぬ高校生の身分では始発前のブルトレを
仕留めるには気合いを入れて現地マルヨを決行するしかなかったのである。
目指すは釜谷駅。車掌車を改造して作られた待合室のベンチが寝やすいだろうという期待をして暗闇の駅で下車した。
さあ、蚊取り線香でも炊いて寝袋で寝ようとしたが扉が開けっ放しにされていたおかげで待合室の中は虫の大群。
とても寝られる状況ではないと1駅先の渡島当別駅まで真っ暗闇の海を横目に歩くことにした。
満天の星空の下を歩いていると軽々しいジョイント音とともに札幌行き急行はまなすが通過して行った。
大汗かいてようやく渡島当別に着いたわけだがこちらは安眠できそうなベンチがなく結局撮影地で三脚を立てて待つことになった。
暗闇の中、藪をかき分けようやく丘の上で三脚を立てた。真っ赤に染まる空を見ながらじっくりアングルを合わせることができた。
雲一つなく抜けも最高と言っていいほどのバリ晴れに期待は高まる一方、胸が期待と緊張で高まり始める。
マーク無しとは言えオマケでトワイライトも撮れるのでは?と思っていたが7月後半では既に遅くまだ光が当たる前に通過して行った。
踏切が鳴り始め、いよいよ本命かと思ったがカーブの先に現れたのはなにやら白色をしたED79重連の貨物。
なんだよと肩を落としながらも練習のためにと一応シャッターを切っておいたが代走?遅延?なのか
どうやらこの時間にED79貨物が走るのはかなりレアだったようで貨物好きな友人たちからはかなり羨ましがられた記憶がある。
しかし個人的にはいくら珍しかろうが何だろうが「ブルトレ北斗星」こそが本命であるので気を引き締め直してその時を待った。
いよいよ波音に交じって踏切の音が聞こえ始めた。今度こそ赤い機関車が朝の光線を浴びながら編成をS字にくねらせて登場。
青いヘッドマークを凛々しく掲げたED79が正面を向き少し頭を振ったところでレリーズを強く押し込んだ。
- 2021/08/28(土) 21:27:54|
- 北海道夜行
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