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汽笛の記憶

惜別 セノハチ越えのEF67

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九州行きの夜行列車から真夜中の広島運転所にウヨウヨ待機している紅葉色の機関車を初めて見た20年前。

特別な思いがあるわけでもなく、広島へ行けば次いで程度にカメラを向ける当たり前の存在。

そんな軽い気持ちで撮っていたからか、コンテナが空荷だったり曇ったりロクな思い出がない。

最末期には昼間の運用が置き換わりまともな光線で撮れなくなってしまった。

残っていた深夜~早朝の最後の運用もいよいよ遂に終わってしまったわけだが、

もうセノハチへ行ってもコイツに会えないのかと思うとなんだか不思議な感覚になる…。


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  1. 2022/05/27(金) 10:48:56|
  2. EF67
  3. | コメント:0

消えた北の夜汽車たち ~記憶の中の情景~

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北の大地に残されたブルトレ最後の楽園。

西日本からは早々と消え去った客車寝台列車だったが

新幹線開業が遅れていた東北や北海道では新幹線延伸を前に最後の活躍を見せていた。

はまなす・北斗星・トワイライト・カシオペア

複線非電化をDD51重連が長大な客車寝台を牽引して次から次へやってくる。

こんな場所がまだあるのかと、それはそれは猛烈な熱意で通い続けた3年間だった。

早いものでそんな夢のようなひと時から今年で6年が経過した。

そんな今もDD51の咆哮とカニ24の排気の匂いは鮮明に記憶の中に染み付いている。





  1. 2021/12/27(月) 10:13:00|
  2. 北海道夜行
  3. | コメント:2

陸東D51送り込み配給 大宮バルブ

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2021/9 高崎線 大宮駅


撮影意欲低下が止まらない昨今だが、陸羽東線で走るD51498の配給をEF81-95牽くとの連絡が入った。
このコロナ渦で密なバルブ雛壇は憚られたのだが、久しぶりに撮りたいと感じる被写体だったこともあり結局は出撃することにした。
本庄駅では阿鼻叫喚の地獄絵図の中で無事に前出しされ大撃沈を喰らったが、どうせ帰り道なのでと大宮へ寄ることにした。
ここは終電間近ということもあってか、先ほどの本庄駅と違い比較的年齢層高めの落ち着いた雰囲気での待機時間となった。
時間が近づいて警戒に来た駅職員に若い10代くらいの数名が上手く交渉してくれて実に平和な雰囲気で入線を迎えた。
ばっちりの位置に停車しすぐにロービームに。実質1分の停車時間だったが隣の方と立ち位置を交代したりして平和で有意義な撮影ができた。
駅バルブなど現場の理解があってこそ平和に撮れるもの。今回交渉してくれた若いグループ数名とそれに応じてくれた職員の方々にはただただ感謝である。


  1. 2021/09/25(土) 19:08:17|
  2. 未分類
  3. | コメント:0

1レ 寝台特急北斗星 釜谷Sカーブ

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2013/7 津軽海峡線 釜谷~渡島当別


ここ最近は撮りたいものも数少なくなり撮影の頻度が月1~2回という低迷ぶりで更新も1か月以上ぶりとなってしまった。
撮影していなければ写真もないということで今日は8年前の夏より写真を掘り起こそうと思う。
この頃九州ブルトレに続き、「北陸」・「日本海」が廃止され遂にブルトレは東北方面のあけぼのと北海道系統のみとなってしまった。
ようやく高校の夏季休暇が始まり、早速横浜に住んでいた友人と共に青春18きっぷで北上することにした。
途中3セク区間のみ新幹線を使い夕方には青森到着。翌朝の天気予報を見ると奥羽よりも函館寄りの海峡線に快晴マークが。
バリ晴れは何にも代えがたいと奮発し急遽青森より最終スーパー白鳥に乗り込み函館へ向かうことになった。
ここで遅れてやってきた地元の友人とも合流し函館名物ラッキーピエロのハンバーガーで腹を満たして最終江差行きの乗客となった。
今であればレンタカーを借り車中泊となるところだろうが、まだまだ免許も持てぬ高校生の身分では始発前のブルトレを
仕留めるには気合いを入れて現地マルヨを決行するしかなかったのである。
目指すは釜谷駅。車掌車を改造して作られた待合室のベンチが寝やすいだろうという期待をして暗闇の駅で下車した。
さあ、蚊取り線香でも炊いて寝袋で寝ようとしたが扉が開けっ放しにされていたおかげで待合室の中は虫の大群。
とても寝られる状況ではないと1駅先の渡島当別駅まで真っ暗闇の海を横目に歩くことにした。
満天の星空の下を歩いていると軽々しいジョイント音とともに札幌行き急行はまなすが通過して行った。
大汗かいてようやく渡島当別に着いたわけだがこちらは安眠できそうなベンチがなく結局撮影地で三脚を立てて待つことになった。
暗闇の中、藪をかき分けようやく丘の上で三脚を立てた。真っ赤に染まる空を見ながらじっくりアングルを合わせることができた。
雲一つなく抜けも最高と言っていいほどのバリ晴れに期待は高まる一方、胸が期待と緊張で高まり始める。
マーク無しとは言えオマケでトワイライトも撮れるのでは?と思っていたが7月後半では既に遅くまだ光が当たる前に通過して行った。
踏切が鳴り始め、いよいよ本命かと思ったがカーブの先に現れたのはなにやら白色をしたED79重連の貨物。
なんだよと肩を落としながらも練習のためにと一応シャッターを切っておいたが代走?遅延?なのか
どうやらこの時間にED79貨物が走るのはかなりレアだったようで貨物好きな友人たちからはかなり羨ましがられた記憶がある。
しかし個人的にはいくら珍しかろうが何だろうが「ブルトレ北斗星」こそが本命であるので気を引き締め直してその時を待った。
いよいよ波音に交じって踏切の音が聞こえ始めた。今度こそ赤い機関車が朝の光線を浴びながら編成をS字にくねらせて登場。
青いヘッドマークを凛々しく掲げたED79が正面を向き少し頭を振ったところでレリーズを強く押し込んだ。



  1. 2021/08/28(土) 21:27:54|
  2. 北海道夜行
  3. | コメント:0

北の工事用臨時列車 ~旭川DE15・夏仕業~

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冬のラッセルと違って誰にも見向きされず、ただ淡々と任務をこなしていた夏の旭川DE15。

原野を駈ける色褪せた赤色の機関車に続く短い貨車達。

関東から数少ない運転日に通うのはそう簡単なことではなかったが、

国鉄時代から変わらぬ貴重な光景にただただ夢中にシャッターを切った。

深夜の狩勝峠や礼文華峠を追いかけることももうないのだろうと思うと少し寂しくなる…。



  1. 2021/07/11(日) 22:11:02|
  2. DE15[旭]・DE10[釧]
  3. | コメント:0
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プロフィール

miya

Author:miya
ブルトレ朝練のため全国を駆けまわりました。
今は蒸気機関車と、かつてブルトレを牽引していた旅客会社のEL・DLを細々と撮っています。
まだまだ20代の若造ですがよろしくお願いします。

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